よくある質問
当院で、よくある質問とその回答を記載いたします。
あらかじめご確認いただけますと幸いです。
Q3:何歳まで小児科で受診可能ですか?/親も受診可能ですか?
Q7: 喘息/便秘などの定期通院ですが、予約はどこからとれますか?
Q11: インフルエンザの検査はいつ(発熱何時間後に)受けられますか?
Q16: 今日予防接種を打ちましたが、お風呂は入って大丈夫ですか?
Q17: 乳幼児健診はいつ(何ヶ月で)受けるのがよいですか?
Q20: 病状が夜間や休日に悪化した場合、どうすれば良いですか?
A1: 症状が軽いため、受診した方がよいかどうか(しなくてもよいか)、悩むこともあろうかと思います。実際当院にもそうしたお問い合わせは多いのですが、何か気になる症状がありましたらぜひご来院ください。仮に薬の処方が不要な場合でも、日常生活での対応法など、お力になれることはあると思います。医師の診察以外でも、看護師や受付スタッフと話すことで子育ての悩みが改善することもあります。また、お電話でお聞きする症状だけでは「それなら大丈夫」と言い切るのが難しいということもあります。お気軽にご来院いただければと思います。
A2: 当院では、予約を分けての「発熱外来」としての運用はしておりません。普通に当日順番予約をお取りいただき、ご来院いただければ大丈夫です。院内は、感染症と非感染症を分けておりますので、Web問診にご記載の上、入口でその旨おっしゃっていただけますと、感染症待合・診察室にご案内いたします。
Q3: 何歳まで小児科で受診可能ですか?/親も受診可能ですか?
A3: 小児科は中学生まで、というところも多いですが、決まりはありません。当院では高校生・大学生の初診も対応いたします。「子育て世帯のサポート」を謳っており、ご両親やおじいちゃんおばあちゃんの急性疾患も対応可能です。必ずしもお子さんと一緒でなくても、「母親だけ咳鼻が出る」「父だけ熱が出て、コロナかも」といった内容でも受診可能です。
A4: はい。当院ではWeb予約制を基本とさせていただいています。事前にご予約いただくことで、待ち時間の短縮やスムーズな受診が可能です。体調不良に対して、当日朝7時から予約をとっていただく「当日順番予約」と、持病の定期受診や予防接種・乳児健診などの予約を受診の3日前までにとっていただく「定期受診」「Uttaro:予防接種・健診予約」があります。
A5: 当院では、当日の予約は「順番制」とさせていただいております。予約取得時に「◯番前の診察が終わったところで通知」を送る設定ができます。感染症かそうでないかで、部屋の空き具合なども含めて診察の順番は多少前後します。当院の患者さんたちはあまり細かいことを気にしない方が多そうな感じで(笑)、こちらも、院内にいる中で、番号が若い方から順に呼んでいる様な形ですので、大体で大丈夫です。時間の目安としては、現時点では、1人5-6分程度(例えば30番だと150-180分=11:30-12:00頃)かなという印象です(これは今後変わる可能性があります)。LINEリッチメニューや診察券QRコードから、「現在の診察状況」を確認することができますのでご活用ください。
A6: 大変申し訳ありません。乳幼児健診や予防接種など、時間が決まっている診療もあり、診療時間と当院の診療キャパシティの問題から、診療枠の設定をさせていただいております。普段はそうでもありませんが、感染症流行期には当日予約枠がすぐに埋まってしまうこともあるようです。翌日まで待てる様であれば翌日にご予約いただければと思います。朝7時の受付開始と同時に埋まってしまうことは、現時点ではありません。全身状態が悪いなど、1日待つのが不安な場合は、お電話でご相談ください。
Q7: 喘息/便秘などの定期通院ですが、予約はどこからとれますか?
A7: 当院では基本Webでの予約をお願いしております。LINEやホームページから予約がとれます。定期通院は「定期受診」の枠をお取りください。美容院の予約の様な、日付・時間指定で予約が可能です。3日前まで取得が可能です。
A8: 当院では、Web上で行える問診システムを導入しています。LINEやホームページからご入力ください。小さな・具合の悪いお子様を連れてご来院いただいた上で問診を記入いただくのは大変と思います。ご自宅で済ませてきていただければと存じます。また、健診や予防接種の際にもそれ用のWeb問診パターンを作ってありますので、ご入力いただけますと幸いです。「初診」「再診」がわかりにくいとのお話をいただきますが、「再診」は、数日以内に同じ症状で当院を受診した場合や、安定している定期受診向けの設定です。かかりつけでも今回は急性症状の場合や、同じ症状で他院を受診していて当院は初めて、の場合には「初診」でお願いします(迷ったら「初診」を選んでいただければ間違いはありません)。
A9: 初診時には保険証またはマイナンバーカード、こども医療費助成受給券等各種医療券が必要です。お薬手帳や母子手帳、過去の他院での検査結果、気になっておられる症状の写真や動画などもお持ちいただければ、診察がスムーズに進みます。マイナンバーカードを保険証としてご利用の場合には、子どもでは顔認証が難しいので、暗証番号(4つのうち②の、数字4桁のもの)も確認してからご来院いただけますと助かります。
A10: 当院では、各種感染症迅速検査(インフルエンザ、新型コロナ、溶連菌、アデノウイルス、マイコプラズマ、RSウイルス、ノロウイルスなど)、血液検査(アレルギー検査含む)、尿検査、心電図検査、エコー検査などが可能です。症状や状態に応じて、要否も含めた最適な検査をご提案します。検査のご希望には、100%添えるとは確約できませんが、理由も含めてお伺いし、善処いたします。
Q11: インフルエンザの検査はいつ(発熱何時間後に)受けられますか?
A11: インフルエンザでは、発熱まもないタイミングで検査をすると、本当は陽性なのに検査では「陰性」となってしまうことがあります。ウイルス量が、検査で拾えるほど増えていないことが原因と言われています。目安として、熱が38℃以上になってから最低6時間、できれば24時間経ってからの検査が推奨されています。もちろん、全身状態が悪い場合や、翌日が休日の場合、他の感染症も疑われる場合に一緒に、など、それより早いと検査を絶対しないわけではありませんが、「さっきから熱が出て、元気なんだけど、インフルエンザも心配で、、、」という場合には、1日くらい様子を見ていただき、熱が続いていたら検査、という流れをおすすめすることもありますのでご理解ください。年長児で咽頭写真が撮れる場合は、比較的早い時間でもNodocaを使って検査をすることもあります。
A12: 血液型は、医療とは直接関係がないので、自費での検査となります。当院では¥2500でお受けします。外部の検査機関に提出しますので、結果に1週間くらい要します。血液型は、赤血球の表面に、A/Bの抗原があるかないかで判定します(AだけならばA型、BだけならばB型、両方あればAB型、どちらもなければO型)。0歳児では、この抗原が小さく、見逃されてしまうことがあります。つまり、ABといわれたら間違いないのですが、それ以外の判定の場合、AやBと言われたらABの可能性、Oと言われたらA/B/ABの可能性が否定できなくなります。そのため、検査をするのであれば1歳以上をおすすめします。とはいえ、例えば交通事故で輸血が必要になった時などには、事前に血液型を名札に書いておいたりしても、到着した病院で必ず調べなおします。そのため、血液型検査をする意義は、血液型占いの話ができるくらいに限られますが。
A13: はい、予防接種も行っております。LINEやホームページから、Uttaroの予約をご利用ください。予防接種の時期の間違いなどのヒューマンエラーを極力起きない様にするために、Uttaroという予約システムを導入しております。これまでの予防接種歴を入力したり、母子手帳のページを写メすることで、間違いのない予防接種を行える様にしております。また、おたふく以外の自費ワクチンの接種を希望される場合は、準備がありますのでご連絡いただけますと幸いです。
A14: 健診では、診察や観察で腹部を圧迫することがあります。また、予防接種では泣きます。そのため、授乳直後ですと嘔吐することが多いです。そしてロタワクチンは空腹でないと飲んでくれないことがあります。これらのことから、待ち時間に授乳は避けてください。(これは一般診察前でも同様です)
A15: 予防接種は、異物を接種することで免疫を作り上げるものです。そのため、免疫反応として、注射部位が赤くなったり腫れたり、熱が出たりすることがあります。2ヶ月児の発熱は気になりますが、哺乳がよく、元気があれば問題ありません。逆に、普段と違って元気がない場合は医療機関を受診してください(申し訳ないですが、日中予防接種をすると夜に熱が出ることが多いです。#8000に相談いただいても良いと思います)。また、ロタウイルスワクチンは、人工的に軽い胃腸炎を起こしているので、便が緩くなることがあります。予防接種の説明にも記載されていますが、「腸重積」のリスクはわずかながらもありますので、お腹が痛そうな不機嫌、血便などがあればご相談ください。
Q16: 今日予防接種を打ちましたが、お風呂は入って大丈夫ですか?
A16: 大丈夫です。予防接種後は免疫反応が起こるので、激しい運動・接種部位をゴシゴシ擦るのは避けていただきたいですが(成人の場合は過度の飲酒も)、他の生活は、入浴も含めて普段通りで問題ありません。
Q17: 乳幼児健診はいつ(何ヶ月で)受けるのがよいですか?
A17: 乳幼児健診は、こどもが健やかに成長しているか、子育てのサポート、病気の早期発見、などの観点から重要です。特に小さいうちは重要なのですが、節目は「1ヶ月」「2−3ヶ月」「☆4ヶ月半」「7ヶ月」「10ヶ月」「☆1歳半」「☆3歳」「※5歳」と言われています。☆をつけた3つは、千葉市では、集団健診を行っています。ぜひ受診してください。1歳半と3歳は、集団健診の後に、クリニックでの個別健診も受ける様になっておりますので、千葉市の用紙をご持参の上、ご来院ください。
その他、0歳台の4つは、うち2回分を自治体から無料券が発行されています。1ヶ月健診は、母親の1ヶ月フォローと同時に産科で行うことも多いかと思います。産科でも、赤ちゃんの1ヶ月健診は小児科医が対応しているところもあります。当院でも対応は可能ですので、ご依頼いただければと思います。
2-3ヶ月、7ヶ月、10ヶ月は、どれも重要で、どれを受けなくても良いとは言い難いのです。できれば1-2回を自費で補ってすべて受けていただきたいですが、気になることのありなしでご家庭でご相談いただいてもよいかとは思います。☆の4ヶ月半があるので、もう3ヶ月も後半で、特に気になることがない、という状況であれば、4ヶ月半の健診を待ってもよいかもしれません。
A18: 処方箋は診察後・お会計の際にお渡しいたします。有効期間は、受診日を含め4日間ですのでご注意ください。かかりつけ薬局へのFAX送信にも対応いたしますのでお申し付けください(原本はお持ちください)。
A19: 診療費用については、患者様の保険や診察内容により異なります。保険診療であれば、千葉市内在住であれば、小3以下は¥300、小4〜中3は¥500、高校生以上はかかった医療費の3割負担になります(例外あり)。自費での各種検査・予防接種などは「保険外診療」のページをご参照ください。また、保険証や医療券をお忘れの際には、一時的に実費をお支払いいただき、後日保険証や医療券を確認させていただいた際に差額の払い戻しを行わせていただいております。ご了承ください。
当院では自動精算機を導入しております。現金以外にも、クレジットカードやキャッシュレス決済に広く対応しております。
Q20: 病状が夜間や休日に悪化した場合、どうすれば良いですか?
A20: 病状が夜間や休日に悪化した場合は、救急医療機関をご利用いただくことをお勧めしています。
電話相談窓口#8000、千葉市立海浜病院夜間応急診療、休日救急診療所、などにご相談ください。
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/kodomo.html
https://hospital.city.chiba.jp/kaihin/guidance/night-emergency/
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/kyujitusin.html
https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/soudan/documents/2023kyubyo.pdf
病状の急変や緊急を要する場合には、迅速な対応が求められますので、お早めに適切な医療機関を受診してください。
上記の質問と回答が参考になれば幸いです。
お子様に関するご質問がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.3.3 力石浩志